こんにちは、
ともやんです。
フルトヴェングラー自身は、自分のことを指揮もする作曲家と考えていたという説を読んだことがあります。
実際、フルトヴェングラーは、戦後1947年5月に復帰しましたが、正式にベルリンフィルの首席指揮者として契約するのは、それから5年ほど掛かっています。
それは、フルトヴェングラー不在の時その任を担ったチェリビダッケへの遠慮というよりも自由さがなくなることで、作曲する時間が少なることが嫌だったからではないか、という考え方もできます。
つまり責任から逃げていたというわけですね。
なんとなくわかります。
だからか、晩年の54年には自作の交響曲第2番とベートーヴェン交響曲第1番というプログラムが目につきます。
フルトヴェングラー 交響曲第2番&ベートーヴェン交響曲第1番
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (1886-1954)
交響曲第2番 ホ短調
Symphony No. 2 in E Minor
シュトゥットガルト放送交響楽団 – Stuttgart Radio Symphony Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
1.(24:02) I. Assai moderato
2.(12:25) II. Andante semplice
3.(16:56) III. Allegro – Moderato – Allegro
4.(28:27) IV. Langsam – Moderato andante – Allegro molto – Moderato – Langsam – Moderato – Presto
total(81:50)
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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第1番 ハ長調 Op. 21
Symphony No. 1 in C Major, Op. 21
5.(08:02) I. Adagio molto – Allegro con brio
6.(07:14) II. Andante cantabile con moto
7.(03:58) III. Menuetto – Allegro molto e vivace
8.(06:24) IV. Finale: Adagio – Allegro molto e vivace
total(25:38)
シュトゥットガルト放送交響楽団 – Stuttgart Radio Symphony Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
ライヴ録音:1954年3月30日/シュトゥットガルト(モノラル)
フルトヴェングラー 交響曲第2番 ベートーヴェン 交響曲第1番
制作者より
1954年3月、フルトヴェングラーはシュトゥットガルト放送響に客演し、自作の交響曲第2番とベートーヴェンの同第1番を振りました。これらの演奏も過去、協会盤を始め、さまざまなレーベルから発売されてきましたが、演奏内容も音質も非常に地味というのが一般的な印象でした。しかしながら、余計な音質補正を施さない原音は予想以上に情報量が多く、演奏の印象を大きく変えることになると思われます。 なお、入手したテープには演奏前後の拍手は入っていませんが、通常はカットされることの多いフルトヴェングラーの交響曲第2番の第3楽章と第4楽章のやや長いインターバル(約22秒)ほか、曲間はすべてそのまま収録しています。2枚組1枚価格となっております。(平林 直哉)
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