ベートーヴェン シューベルト ブラームス チェロ作品集 キャロル

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こんにちわ、
ともやんです。

12月も中旬に入ろうかというこの時期。
晩秋から初冬へ。

こんな時聴くチェロの音色は、心に深く入ってきます。

ご案内するCDのチェリストは、1975年イギリスのスウォンジ出身のトーマス・キャロル。
簡単経歴は、少し古い2012年6月のものですが、以下に紹介します。

英国スウォンジ出身。ロンドンとニューヨークで開催されたYCAオーディションで優勝。英国やニューヨーク、ボストン、ワシントンDCでのデビュー・リサイタルは高く評価された。ソリストとしてロンドン交響楽団、ウィーン室内管弦楽団(ハインリヒ シフ指揮)、イギリス室内管弦楽団、プラハ・フィルハーモニー管弦楽団、セントルークス管弦楽団、バイエルン放送交響楽団などの一流の楽団と協演。また、室内楽演奏家としても活躍し、ギドン クレーメルと共演したエジンバラ・フェスティバルでも際立った演奏を行う。
現在、英国王立音楽大学とユーディ・メニューイン音楽学校で教授を務めている。

さて、トーマス・キャロルが、ブラームス、シューベルト、ベートーヴェンのチェロの名曲を演奏していますが、これがとってもいい!

チェロの音質はワイルドで厚みのある響きにぐっときます。
しかも繊細さも持ち合わせていて、この人の演奏で、ぜひドヴォルザークの協奏曲を聴きたいと思います。

共演のピアニスト、スィール・ウィリアムズも注目。年齢は、キャロルと同世代の1976年生まれで、イギリスのウェールズの出身。
すでにベートーヴェンのピアノソナタ全集も録音しています。

改めてそのCDを取り上げたいと思います。

キャロル&ウィリアムズ ベートーヴェン、シューベルト&ブラームス

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op. 99
Cello Sonata No. 2 in F Major, Op. 99

1.(09:07) I. Allegro vivace
2.(07:23) II. Adagio affettuoso
3.(07:32) III. Allegro passionato
4.(04:38) IV. Allegro molto
total(28:40)

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フランツ・シューベルト – Franz Schubert (1797-1828)
アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D. 821 (チェロとピアノ編)
Arpeggione Sonata in A Minor, D. 821 (arr. for cello and piano)

5.(09:21) I. Allegro moderato
6.(04:43) II. Adagio –
7.(09:43) III. Allegretto
total(23:47)

=================

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op. 69
Cello Sonata No. 3 in A Major, Op. 69

8.(12:50) I. Allegro non tanto
9.(05:11) II. Scherzo: Allegro molto
10.(08:37) III. Adagio cantabile – Allegro vivace
total(26:38)

トーマス・キャロル – Thomas Carroll (チェロ)
スィール・ウィリアムズ – Ll?r Williams (ピアノ)

ウィーン古典派を代表する三人の作曲家のチェロ作品集

トーマス・キャロルはハインリヒ・シフに学んだチェリストで近年指揮者としても活躍しています。

彼が演奏するこのアルバムはウィーン古典派を代表する三人の作曲家のチェロ作品集(厳密にいえばシューベルトは違いますが)です。

ブラームスから時代を遡り、シューベルト、ベートーヴェンへと時代背景を浮かび上がらせながら、的確な表現とメランコリックな感覚を程良くブレンド、香り高きウィーンを味わわせてくれます。

ブラームスでの華麗なパッセージ、シューベルトの感傷的なアダージョ、そしてベートーヴェンのドラマティックな展開はとてもスリリングです。また、ピアノを演奏するウィリアムズの美しいタッチと表現がチェロの美音と溶けあう様は、背筋がぞくぞくするほどに感動的です。CD帯紹介文より

タワーレコード キャンペーン情報

2020年度 第58回「レコード・アカデミー賞」決定!受賞ディスク一覧

レコード・アカデミー賞は、音楽之友社が1963年(昭和38年)に創設したもので、1年間に国内のレコード会社から発売されたクラシック・レコードのうち、『レコード芸術』誌「新譜月評」で高い評価を得たものの中から部門ごとに演奏や録音などの最も優れたディスクを選定し、発売レコード会社を表彰するものです。2020年度の大賞はエラス=カサド指揮フライブルク・バロック・オーケストラ他によるベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》(HMF)、大賞銀賞はガーディナー指揮イギリス・バロック管弦楽団他によるヘンデル:オラトリオ《セメレ》(SDG)、大賞銅賞はエラス=カサド指揮マーラー室内管弦楽団他によるファリャ:バレエ音楽《三角帽子》、同《恋は魔術師》(HMF)がそれぞれ選ばれました。(タワーレコード)

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この記事を書いた人
ともやん

1957年、富山市生まれ。小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏を観てから、クラシック音楽に興味をもち、今日まできました。
現在、LP、CD、カセットテープを含めて約1000枚を所有しています。
好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームスと硬派です。
特にオーケストラ曲の名盤、珍盤、とんでも盤をご案内して行きたいと思います。
お付き合いのほど、よろしくお願いします。

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