マンゼ ベートーヴェン交響曲第5番&7番

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こんにちわ、
ともやんです。

アンドルー・マンゼ(Andrew Manze)は、1965年生まれのイギリスのバロック・ヴァイオリニストで指揮者です。

経歴を見ると、へえ、そーなんだ、という感じです。

トレヴァー・ピノック主宰のイングリッシュ・コンサートのリーダーを務めていました。
絹のような細い音から激しい音色まで自在に操ることのできるバロック・ヴァイオリン界の奇才です。

また、ホグウッドが創設したエンシェント室内管との弾き振りの録音もあり、バロック界の重鎮的存在のようです。

2003年7月、ピノックが、イングリッシュ・コンサートの音楽監督を退任すると、マンゼが音楽監督に就任。

今回ご案内するハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任しました。

マンゼ ベートーヴェン交響曲第5番&7番

 

マンゼは、バロック界の出身ですが、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管はモダン楽器のオーケストラで、活動を見ると古典派からロマン派までの伝統を守りながら、映画音楽からクロスオーバーまでの分野も演奏する幅広い活動をしています。

だからそんな組み合わせが興味深いですね。
正攻法な演奏ながら、特に弦の繊細は陰影の付け方など、ぐっとくるものがあります。

ぜひ、聴いてみてください。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第5番 ハ短調 「運命」 Op. 67
Symphony No. 5 in C Minor, Op. 67

1.(07:34) I. Allegro con brio
2.(09:53) II. Andante con moto
3.(05:07) III. Allegro –
4.(11:16) IV. Allegro
total(33:50)

北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団 – North German Radio Philharmonic Orchestra
アンドルー・マンゼ – Andrew Manze (指揮)
録音: 21-23 January 2019, Groser Sendesaal des NDR Landesfunkhaus Hannover, Germany

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交響曲第7番 イ長調 Op. 92
Symphony No. 7 in A Major, Op. 92

5.(14:03) I. Poco sostenuto – Vivace
6.(08:41) II. Allegretto
7.(09:01) III. Presto, assai meno presto
8.(08:21) IV. Allegro con brio
total(40:06)

北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団 – North German Radio Philharmonic Orchestra
アンドルー・マンゼ – Andrew Manze (指揮)
録音: 11-14 March 2019, Groser Sendesaal des NDR Landesfunkhaus Hannover, Germany

ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」&第7番 アンドルー・マンゼ 、 ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団

 

SACDハイブリッド盤。もともと高名なバロック・ヴァイオリンとして知られているアンドルー・マンゼ。

近年は指揮者としての活躍も目覚ましく、2014年からはハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めており、同団とはPENTATONEレーベルよりメンデルスゾーンの交響曲全曲録音、またモーツァルトの交響曲第40&41番をリリースしております。

注目コンビによる期待の新譜は2020年のベートーヴェン・イヤーにふさわしい1枚。交響曲第5番「運命」と第7番のカップリングでのリリースです!

マンゼの指揮はオーケストラ各パートの細やかな表情や絶妙なテンポ設定が魅力。決して過激な演出ではなくどこまでも清澄かつなめらかな響きと見通しのよさが好印象を受けます。

“マンゼ節”といえる爽やかさを保った新鮮なベートーヴェンを聴くことができます。メンデルゾーン、モーツァルトと名演を聴かせてきただけに非常に期待の高まるリリースといえましょう。
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