フルトヴェングラーのベートーヴェン 第2番と第4番

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ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
交響曲第2番 ニ長調 作品36
交響曲第4番 変ロ長調 作品60

 

ウィリヘルム・フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1948年10月ライブ(2番)、52年12月(4番)

 

第2番は、48年のライブで正規の録音ではないようで、
レコード盤針?それとも放送の雑音?が入っていて音質は劣悪です。

 

しかも第2番に関して残されているのはこの録音くらいしかなく残念ですね。

しかし劣悪な音質の奥からもフルトヴェングラーらしいライブにおける
猛々しさが感じられます。

 

一方第4番は、52年のEMIの正規のスタジオ録音で、
モノラルながら音質も良く鑑賞として十分楽しめます。

 

またライブで見られるような迫った感じもなく、余裕のある壮麗でコクのある演奏で、フルトヴェングラーがもっと長生きしていたら、この路線でより円熟した演奏を聴かせてくれたのでは、と残念です。

 

ただ、同時期のスタジオ録音「第1番」「英雄」に比べ
曲としての相性は劣るように感じます。



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