フルトヴェングラー 名盤 ブラームス 交響曲第1番 ローマ

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こんにちは、
ともやんです。

ブラームスの交響曲第1番は、もっともフルトヴェングラー向きの作品だと思います。
残されている録音も10種類ほどありますが、宇野功芳著『フルトヴェングラーの全名演名盤』では、この1952年3月のローマRAI交響楽団に関して、めちゃくちゃ厳しい評価を下しています。

“フルトヴェングラーの数多いディスクの中でも最も録音の劣悪なものの一つで、音量も著しく弱く、オケの良くなく、採るべき何ものもない。”

と断じています。

これは宇野氏が、カナダのロココというレーベルから出たもので、このLPは極端に出力が低かったようです。

僕が持っているアンドロメダ・レーベルのCDは、なんとか鑑賞は可能です。
正直、宇野氏が言うほど悪くなく、演奏も晩年の念を押すような演奏でそれなりにいいです。

それが、盤鬼こと平林氏が過去最高の情報量というくらいで期待できます。

フルトヴェングラー 名盤 ブラームス 交響曲第1番

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68

1.(14:21) I. Un poco sostenuto – Allegro
2.(09:50) II. Andante sostenuto
3.(05:18) III. Un poco allegretto e grazioso
4.(17:05) IV. Adagio – Piu andante – Allegro non troppo ma con brio
total(46:34)

ローマRAI交響楽団 – RAI Symphony Orchestra, Rome
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 07 March 1952

ブラームス: 交響曲第1番、ベートーヴェン: 「レオノーレ」序曲第3番

制作者より
フルトヴェングラーがトリノ・イタリア放送交響楽団を振ったブラームスの交響曲第1番、1952年3月7日のライヴはカナダ・ロココのLP(2017/1972年)が初出でした。

しかし、このLPは極端に出力レベルが低く、宇野功芳著「フルトヴェングラーの全名演名盤」(講談社+α文庫/絶版)の中でも「採るべき何もない」とされていました。

その後、CDではいくらかましな音で聴けるようになりましたが、今回入手したテープは間違いなく過去最高の情報量です! これを聴くと、同じ1952年にライヴ録音されたベルリン・フィル、ウィーン・フィルを上回るとまでは言いませんが、かなり肉迫するものだということが実感されるのでしょう。

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この記事を書いた人
ともやん

1957年、富山市生まれ。小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏を観てから、クラシック音楽に興味をもち、今日まできました。
現在、LP、CD、カセットテープを含めて約1000枚を所有しています。
好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームスと硬派です。
特にオーケストラ曲の名盤、珍盤、とんでも盤をご案内して行きたいと思います。
お付き合いのほど、よろしくお願いします。

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