ワルター、豊潤なモーツァルトはいかが?

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ブルーノ・ワルター指揮
コロンビア交響楽団
W・A・モーツァルト作曲
交響曲第38番ニ長調K504“プラハ”
交響曲第39番変ホ長調K543
38番1959年12月2日、39番1960年2月20日23日録音

 

音楽から受ける感動は、演奏スタイルと関係ありません。

 

モーツァルトの演奏スタイルは、80年代から古楽器演奏の台頭で、
透明感のあるスッキリとした演奏が主流になっている様に思います。

 

だからワルターの手練手管を尽くした豊潤で煌びやかな演奏は、
古臭いと思う人がいるかもしれません。

 

でも、深い感銘を受けるのはどうしてでしょう。

 

演奏スタイルは時代と共に変化しますが、ワルターの演奏には、普遍的な音楽を愛する感情、人類を愛する感情を刻みつけてくれます。

 

だからスタイルが変わってもいつの時代にも人々に感動を与えるのでしょうね。


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この記事を書いた人
ともやん

1957年、富山市生まれ。小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏を観てから、クラシック音楽に興味をもち、今日まできました。
現在、LP、CD、カセットテープを含めて約1000枚を所有しています。
好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームスと硬派です。
特にオーケストラ曲の名盤、珍盤、とんでも盤をご案内して行きたいと思います。
お付き合いのほど、よろしくお願いします。

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