オットー・クレンペラー指揮
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン 序曲コリオラン
1968年5月26日、ライブ録音
序曲というと、LPやCDの交響曲の余白についで的に入っていたり、
コンサートの前座的に演奏されるのが相場って感じです。
ところが20世紀最大の巨匠の一人、オットー・クレンペラーが演奏すると、それだけで巨大シンフォニーの様を呈しています。
1968年のクレンペラーとウィーンフィルの伝説的なコンサートで演奏されたコリオランは、まさに地の底から這いあがって来る巨大生物のように
ガシッ、ガシッと踏みつけられるような巨大で壮絶な演奏を展開しています。
50年近く前の録音をCDで聴いてもこれだけ圧倒されるにですから、
このコンサートで目の当たりで聴いた人は立ち上がれないくらい、
衝撃と感銘を受けたことでしょう。
にほんブログ村
↑
クリック応援お願いします。
コメント