こんにちは、
ともやんです。
ヘルムート・ヴァルヒャ(1907-1991)は、ドイツのライプツィヒ出身のチェンバロ、オルガン奏者です。
幼い頃に予防注射の後遺症で視力が衰え、16歳で失明してしまいました。
ただ本人は、演奏の良し悪しで判断してもらいためにそのことを言われるのは好まなかったようです。
僕が初めてヴァルヒャのレコードを聴いたのはかなり昔でバッハのオルガン曲でしたがあまりにも退屈だったので、途中で聴くのを止めてしまいました。
でもこれは聴く方に問題があったわけで、バッハのオルガン曲を聴くだけの力がなかったのだと思います。
さてこの記事を書くにあたり、改めてヴァルヒャのチェンバロでJ・S・バッハのゴールトベルク変奏曲を聴きました。
ヴァルヒャ バッハ チェンバロ作品録音集
ヴァルヒャの演奏は、堅実で格調の高いものですが、そのためか気持ちよくなった寝ちゃいそうになります。
しかし、ヴァルヒャのオルガン演奏を聴いてから20年近く経った僕は、変わっていました。まずゴールトベルク変奏曲を聴きました。
聴いて驚いたのは、なんとリズミックかということです。
退屈なんてとんでもない、聴いていいるうちに身体が弾んでくる感じです。
これはグレン・グールドを聴いた時にも感じなかった感覚です。
つまりヴァルヒャの演奏を支えていたのは、この強靭なリズム感覚があったからではないか、と思いました。
ヘルムート・ヴァルヒャのチェンバロによる「J.S.バッハ 鍵盤楽器作品録音集」CD13枚組は、大河小説を読むような醍醐味があります。
ぜひ聴いてみてください。
ヘルムート・ヴァルヒャが、旧EMIへ録音したバッハのチェンバロ作品集が、バジェット・ボックス・シリーズでインターナショナル発売となります。
この録音は、ドイツの音響技師エーリヒ・ティーンハウスが担当しており、ハンブルクのブランケネーゼのスタジオでされたもの。
ドイツのアンマー社製作のモダン・チェンバロを使用し、独特なストップ、音量の表現など、ヴァルヒャのスタイルでもある対位法的な効果が発揮された、確固たるバッハ像を表現した名盤です。
ワーナーミュージック・ジャパン
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