第九はブロムシュテット、アナログ時代の名録音

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L・V・ベートーヴェン作曲
交響曲第9番ニ短調作125「合唱付き」
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ドレスデン・シュターツカペレと合唱団
デーゼ(S)、シムル(A)、シュライヤー(T)、アダム(Bs)
1980年録音

 

来年で90才を迎える現役の巨匠。
僕が実演で聴いてもっとも感銘を受けた指揮者です。

 

ベートーヴェンの交響曲全集は75年から80年に掛けて行われ、アナログ録音がもっとも成熟した時代の録音、しかもオーケストラが、名門ドレスデン国立管とくれば、数あるベートーヴェン全集の中でも、群を抜いた響きの美しさは当然でしょう。

 

全集の録音も回数が進むにつれ充実して80年に録音された第九が集大成。スタンダードな表現としては、録音の良さ、響きの美しさ、声楽陣の充実、そして、まだ50代前半で心技体が充実したブロムシュテットの中庸の表現は、第9はもちろん、ベートーヴェン全集としてもっともお勧めにCDです。


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この記事を書いた人
ともやん

1957年、富山市生まれ。小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏を観てから、クラシック音楽に興味をもち、今日まできました。
現在、LP、CD、カセットテープを含めて約1000枚を所有しています。
好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームスと硬派です。
特にオーケストラ曲の名盤、珍盤、とんでも盤をご案内して行きたいと思います。
お付き合いのほど、よろしくお願いします。

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作曲家指揮者
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