モーツァルトはクリップスで人間を取り戻そう

メルマガ登録

交響曲第21番~41番“ジュピター”
ヨゼーフ・クリップス指揮
コンセルトヘボウ管弦楽団
1972年~73年録音

 

まさにモーツァルトの宝石箱のような選集CDです。
どの曲の演奏も素晴らしいですが、まず40番ト短調から聴いてみます。

 

出だしのビオラの和音からもうぐっと惹きつけられます。
この感覚をなんと表現したらよいのでしょうか?
人の手からだけ編み出された工芸品のような、愛と温もりとやすらぎと深さを感じさせてくれる演奏です。

 

ひとつひとつの音を優しく包み込むような演奏です。

 

現代のデジタルな音楽演奏、録音にはない、何かがあります。

 

現代の管理社会に病み疲れた人は、この演奏を聴いて人間を取り戻してくださいね。



にほんブログ村 クラシックブログへ
にほんブログ村

クリック応援お願いします。

この記事を書いた人
ともやん

1957年、富山市生まれ。小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏を観てから、クラシック音楽に興味をもち、今日まできました。
現在、LP、CD、カセットテープを含めて約1000枚を所有しています。
好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームスと硬派です。
特にオーケストラ曲の名盤、珍盤、とんでも盤をご案内して行きたいと思います。
お付き合いのほど、よろしくお願いします。

ともやんをフォローする
ドイツ・オーストリア指揮者
ともやんをフォローする
クラシックの名盤 聴かずに死ねるか!

コメント

タイトルとURLをコピーしました