ベートーヴェン 交響曲第1番ハ長調作品21
オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニア管弦楽団
1960年ウィーンでのライブ録音
僕は、中古レコード店に行くのが好きです。
20代の頃はよくお茶の水や渋谷に行ってLPを物色していましたが、最近は、新宿のディスクユニオンに行くことが多いですね。
予算を決めて気ままに選ぶのが何よりも楽しいです。
選ぶポイントはほぼ直感。
当然当りもあるし、ハズレもあります。
最近買った当りが、クレンペラーのライブ録音10枚組。
ベートーヴェンの交響曲全集、ブルックナー、ブラームスの交響曲選集で、一部スタジオ録音もあります。
さっそくベートーヴェンの1番を聴いたところ、
おおおおおお!クレンペラー晩年のスタイルではないか。
録音もよく観客の拍手もカットされず、臨場感もあって、感動的な演奏です。
評論家・宇野功芳氏も、クレンペラーは、60年代以降、テンポが遅くなり内容も充実してきた、とコメントしていますが、この60年の録音はすでにそのスタイルでした。
なお、カップリングの3番「英雄」は、1954年のライブ録音で、
その域に達していないのが残念です。
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