ジョージ・セル モーツァルト 交響曲&管弦楽曲選集

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こんにちは、
ともやんです。

1970年7月30日名指揮者ジョージ・セルが73歳の生涯を閉じました。
病だったことでその進行に関しては、本人も知っていたというだそうです。
また急逝だったという記述もあるので、特に入院などはしていなかったようです。

ジョージ・セルは、亡くなる約2か月前には、手兵クリーヴランド管弦楽団と来日公演を行っていました。

ジョージ・セル ライヴ・イン・東京 1970

5月22日に上野の東京文化会館で行われたコンサートの模様はこちらで触れています。

ジョージ・セル モーツァルト 交響曲&管弦楽曲選集

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
1.交響曲第28番 ハ長調 K. 200
Symphony No. 28 in C Major, K. 200
録音:1965年10月1日&2日

2.交響曲第33番 変ロ長調 K. 319
Symphony No. 33 in B-Flat Major, K. 319
録音:1962年10月26日

3.交響曲第35番 ニ長調 「ハフナー」 K. 385
Symphony No. 35 in D Major, K. 385, “Haffner”
録音:1960年1月8日~10日

4.セレナード第13番 ト長調 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 K. 525
Serenade No. 13 in G Major, K. 525, “Eine kleine Nachtmusik”
録音:1968年10月7日

5.交響曲第39番 変ホ長調 K. 543
Symphony No. 39 in E-Flat Major, K. 543
録音:1960年3月11日&12日

6.交響曲第40番 ト短調 K. 550
Symphony No. 40 in G Minor, K. 550
録音:1967年8月25日、ロンドン、セント・ジョンズ・ウッド、EMIスタジオ

7.交響曲第41番 ハ長調 「ジュピター」 K. 551
Symphony No. 41 in C Major, K. 551, “Jupiter”
録音:1963年10月11日&25日

8.ディヴェルティメント第2番 ニ長調 K. 131(フルート、オーボエ、ファゴットと4つのホルンのための)
Divertimento No. 2 in D Major, K. 131
録音:1969年1月10日、18日&24日

9.セレナード第9番 ニ長調 「ポストホルン」 K. 320
Serenade No. 9 in D Major, K. 320, “Posthorn”
録音:1963年4月20日

10.歌劇「フィガロの結婚」K.492序曲
録音:1958年10月25日

11.歌劇「劇場支配人」K.486序曲
録音:1966年1月28日&29日

クリーヴランド管弦楽団 – Cleveland Orchestra
ジョージ・セル – George Szell (指揮)

モーツァルト 交響曲第28・33・35・39~41番他 ジョージ・セル クリーヴランド管弦楽団

セルがクリーヴランド管弦楽団と1958年~1969年にかけてソニー・クラシカルに残した協奏曲と室内楽以外のLP約5枚分のステレオ録音によるモーツァルト作品(交響曲6曲・セレナード2曲・ディヴェルティメント1曲・序曲2曲)を3枚のディスクに盛り込みました。

いずれも峻厳な美しさに貫かれ、特に後期の交響曲に見られる人生の深い淵を覗き見るような突きつめられた境地が、一部の隙も無駄もなく表現し尽くされています。

ロマンティックな耽溺やドラマティックな誇張とは無縁で、筋肉質ともいえる引き締まった古典美の世界。

セルのモーツァルト解釈は、20世紀前半のモーツァルト演奏で称揚されていたウィーン風の典雅な柔らかさを大切にするそれとは異にし、ひたすら虚飾を取り去って、作品の神髄に肉薄するもので、そこからモーツァルトの真の姿が見えてくるかのようです。

この記事を書いた人
ともやん

1957年、富山市生まれ。小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏を観てから、クラシック音楽に興味をもち、今日まできました。
現在、LP、CD、カセットテープを含めて約1000枚を所有しています。
好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームスと硬派です。
特にオーケストラ曲の名盤、珍盤、とんでも盤をご案内して行きたいと思います。
お付き合いのほど、よろしくお願いします。

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