こんにちは、
ともやんです。
悲しいときに楽しい曲を聴くと余計落ち込んだりします。
悲しいとき、落ち込んだ時、失恋した時、世の中が嫌になった時、自棄になった時、グールドの弾くブラームスがおすすめです。
スローなテンポで情感込めて弾くブラームスは、落ち込んだ気持ちにより重く響きますが、ブラームスの曲の中のかすかな微笑みの部分が、とても大きな喜びに感じる瞬間もやってきます。
言葉も交わさず、そっとそばに寄り添ってくれる、そんな演奏がグレン・グールドが、届けてくれます。
ゴールドベルク変奏曲(1980年盤)と並んで、僕の特に好きなグールドの録音です。
生涯独身だったブラームス。
でも女性に興味がなかった訳ではありません。恋愛も経験しています。
でも、上手く女性に好意を伝えらないタイプだったのかもしれません。
そんな、ブラームスの心情を綿々と綴ったような曲です。
グールドは、傷口に塩を塗り込むくらいの感情の吐露と激しさで演奏しています。
グレングールド ブラームス
ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
01.Intermezzo No. 1 in E-Flat Major, Op. 117: Andante moderato
02.Intermezzo No. 2 in B-flat minor, Op. 117 – Andante non troppo e con molta espressione
03.Intermezzo No. 3 in C-sharp minor, Op. 117 – Andante con moto
04.Intermezzo No. 6 in E-Flat Minor, Op. 118: Andante, largo e mesto
05.Intermezzo No. 4 in E Major, Op. 116 – Adagio
06.Intermezzo No. 7 in A minor, Op. 76 – Moderato semplice
07.Intermezzo No. 6 in A Major, Op. 76 – Andante con moto
08.Intermezzo No. 1 in B minor, Op. 119 – Adagio
09.Intermezzo No. 1 in A minor, Op. 118 – Allegro non assai, ma molto appassionato
10.Intermezzo No. 2 in A Major, Op. 118 – Andante teneramente
芸術家人生の大半を、ひとりスタジオで生きたグレン・グールドが遺した膨大な量の録音は、時間の経過とまったく無縁のように、常に新鮮な感動を聴くものに与えてくれる。
グールドというとバッハが有名ですが、1960年に録音したブラームス晩年の作品から間奏曲ばかりを集めたグールドの隠れた名盤。
郷愁と渋いロマンに満ちたブラームス晩年の枯淡の境地をグールドが慈しむように演奏している。
カップリングには、グールド最後の録音となった1982年録音のブラームス「バラード集」と「2つのラプソディ」から抜粋。
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