ミュンシュ&パリ管 ブラームス 交響曲第1番

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こんにちは、
よしおです。

ブラームスの作品にベートーヴェン的な音のドラマを求めなるなら交響曲第1番が最右翼でしょう。

まさにブラームスが構想から完成まで20年以上の掛けて作り上げた、それもベートーヴェンを意識して、それを越えたいという野望を持って作曲に臨んだ交響曲。

だからこの曲の演奏は、動的で劇的な演奏が望まれると思います。
そうなってくるとフルトヴェングラーの録音の期待したいところですが、残念ながら数種類あるもののこれといったものがないのが残念です。

そうなってくると1968年録音のミュンシュ&パリ管が一推しです。
ティンパニが絶えずものをいい、表情の密度が濃く、意味深い。
第一楽章の出だしから、渾身の力を出した凄絶な演奏で、最後まで持つのか心配になるくらい。

いえいえフィナーレはドラマティックの極です。

そんな世紀の名演がLPレコードで楽しめるなんて最高ですね。

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68

1.(14:45) I. Un poco sostenuto – Allegro
2.(09:50) II. Andante sostenuto
3.(05:05) III. Un poco allegretto e grazioso
4.(18:26) IV. Adagio – Piu andante – Allegro non troppo ma con brio
total(48:06)

パリ管弦楽団 – Orchestre de Paris
シャルル・ミュンシュ – Charles Munch (指揮)

LPレコード ブラームス: 交響曲第1番 シャルル・ミュンシュ パリ管弦楽団

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この記事を書いた人
ともやん

1957年、富山市生まれ。小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏を観てから、クラシック音楽に興味をもち、今日まできました。
現在、LP、CD、カセットテープを含めて約1000枚を所有しています。
好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームスと硬派です。
特にオーケストラ曲の名盤、珍盤、とんでも盤をご案内して行きたいと思います。
お付き合いのほど、よろしくお願いします。

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