ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 作品92
グスタフ・クーン指揮
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
2005年11月~2006年5月ライブ録音
クーン&ハイドン管のCDは、中古店で偶然見つけ出した名盤です。
僕は定期的に新宿にあるディスクユニオンの
クラシック館に立ち寄ります。
お店に入るとまず僕はベートーヴェンの交響曲コーナーに向かいます。
そこで自分の勘を働かせて、CDをチェックしていくのです。
持っていないものはないか?
名演、迷演の予感を感じさせるものはないか?
このクーン&ハイドン管の全集CDは、
そんな中でも名演の予感がありました。
告白しますが、僕は最初、録音も新しいことから、
古楽器演奏で、クーンも30才から40才の若手か、と思っていたくらいです。
でも聴いてみて驚き、正統派の名演なのです。
なんといっても明るく逞しいベートーヴェンを聴かせてくれます。
この全集の中でも名演は、第3番英雄、第4番、そして第7番です。
この7番は、内声部の充実が凄いです。
ゴリゴリ、ゴリゴリと内声部の躍動感がたまりません。
こんな名演に当たることもあらるので、中古店通いは止められません。
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