ドヴォルザーク、初期の交響曲は、ケルテスで決まり

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ドヴォルザーク:交響曲第1番 ハ短調 作品3 「ズローニチェの鐘」

 

イシュトヴァン・ケルテス指揮
ロンドン交響楽団
1966年録音

 

ドヴォルザークは、生前に5つの交響曲を発表して、最後の「新世界より」は5番となっていました。

 

しかし、遺作が4つあり、大戦後にプラハから発行されているドヴォルザーク作品全集では、この4つを加えて全9曲とし、作曲年代順に整理して番号をつけ直しました。

 

そのため「新世界より」は、それまでの5番から9番になったわけです。

 

さて、この第1番は、1865年に作曲されたとなっていますが、
発表せずに「原稿を引き破って、焼却」してしまいました。
ところが残っていたスケッチが、なんと約60年後の1924年にドイツの
ある古本屋でチェコの学生により発見されました。

 

発見した学生はそれを買ってボヘミアに持ち帰り、その12年後の1936年にブルノで初演され世に紹介されました。

 

題名の「ズローニチェの鐘」は、作曲者自身が命名したようです。
ただし、ドヴォルザークが発表しなかった曲を発表したことは、問題として残りますが、のちのドヴォルザークの面目躍如たる内容をもった曲です。

 

演奏は、ケルテスの瑞々しいアプローチの名演がおすすめです。
ケルテスは、ドヴォルザークを得意としていて、「新世界より」では、
ウィーンフィルとの最高の名演を残しています。

 

その後に録音されたロンドン響との全集は、チャーミングで瑞々しい魅力で溢れています。

 

ドヴォルザークの全集なら一番のおすすめです。


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