モーツァルトのクラリネットの名曲をヴィオラで奏でると?

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ヴィオラという楽器は、

オーケストラの中では無くてはならない楽器です。

しかし、オーケストラの中で目立たない度は、

もしかして一番かもしれません。

 

ヴァイオリンの脇役的存在で、

チェロやコントラバスは、

その楽器の大きさや独自のメロディラインで目立つのですが、

ヴィオラは中音域を担当するので、

なかなか聴き取りずらいというの正直なところです。

 

またヴァイオリンの少し大きい奴

と言う感じで見かけも主張が乏しいです。

 

また、ソロ楽器としてもヴァイオリンやチェロの

協奏曲やソナタの多さに比べてれば圧倒的に少ないです。

 

ヴィオラ協奏曲で検索してみると、

バロック時代のバッハやテレマンと現代作曲家のバルトークの名前が目に付く程度です。

 

そんな脇役的な楽器、ヴィオラを主役にした

モーツァルトの名曲、クラリネット協奏曲とクラリネット五重奏曲の

ヴィオラの編曲版を聴きました。

 

しみじみとほっとするような

そして味わい深い名盤となっています。

 




ヴィオラ協奏曲?モーツァルトの名曲がより味わい深く再現

 

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
クラリネット協奏曲 イ長調 K. 622 (ヴィオラと管弦楽編)
Clarinet Concerto in A Major, K. 622 (arr. for viola and orchestra)
編曲 : ヨハン・アンドレ – Johann Andre

 

1.(11:51)I. Allegro
2.(07:12)II. Adagio
3.(08:21)III. Rondo: Allegro
total(27:24)

 

ラーシュ・アネルス・トムテル – Lars Anders Tomter (ヴィオラ)
ノルウェー室内管弦楽団 – Norwegian Chamber Orchestra
アルヴィド・エンゲゴール – Arvid Engegard (指揮)

 

* * * * * * * * *

 

クラリネット五重奏曲 イ長調 K. 581 (編曲:J. アンドレ)
Clarinet Quintet in A Major, K. 581 (arr. J. Andre)

編曲 : ヨハン・アンドレ – Johann Andre

 

4.(12:21)I. Allegro
5.(06:25)II. Larghetto
6.(06:49)III. Menuetto
7.(09:10)IV. Allegretto con variazioni
total(34:45)

 

ラーシュ・アネルス・トムテル – Lars Anders Tomter (ヴィオラ)
ヘンニング・クラッゲルード – Henning Kraggerud (ヴァイオリン)
ヤン・ビョーランゲル – Jan Bjoranger (ヴァイオリン)
キャスリーン・ブロック – Catherine Bullock (ヴィオラ)
クリスティアン・ポルテラ – Christian Poltera (チェロ)

 

モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調(ヴィオラと管弦楽編)/クラリネット五重奏曲 イ長調(ヴィオラ編)(トムテル/ノルウェー室内管/エンゲゴール)

 

投稿日:2009/04/02
モーツァルトが残した最後の協奏曲であるクラリネット協奏曲と、それと並んで最高のレパートリーとして取り上げられるクラリネット五重奏曲の2作品を、ヴィオラで演奏した珍しい録音をご紹介します。ヴィオラの中音域の響きが、オリジナルとは全く違う世界を表現しています。クラリネットで聴くような明るい雰囲気は少々薄れますが、ヴィオラの深みのある音色は、非常に味わいがあり、心に染みわたります。

 



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この記事を書いた人
ともやん

1957年、富山市生まれ。小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏を観てから、クラシック音楽に興味をもち、今日まできました。
現在、LP、CD、カセットテープを含めて約1000枚を所有しています。
好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームスと硬派です。
特にオーケストラ曲の名盤、珍盤、とんでも盤をご案内して行きたいと思います。
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