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ブルーノ・ワルター コンダクツ ブラームス

こんにちは、
ともやんです。

僕は、ブラームスが好きです。
そのセンチメンタルなところが特に好きです。

そんなブラームスを女々しいなどと嫌う人がいますが、ブラームスの音楽は、その優柔不断、感傷的なところが、僕自身に通じるところがあり、同調するのかもしれません。

でも、彼の作る音楽は、構成的に堅固で、男性的な力強さを併せ持ちます。でも、その旋律やハーモニーには、男の弱さやはかなさ、むなしさを感傷的に表現しているところがたまりません。

仕事に疲れた時、ブラームスを聴くとそっとそばにいて、わかるよ、生きるのって大変だね、、、なんてシンクロしてくれるように思います。

ブラームスは北ドイツのハンブルクの出身、僕は北陸富山の出身。
優柔不断で、好きな女性にも好きと言えない、生涯独身だったブラームスと相通じるのかもしれません。

そんなブラームスの本領発揮が、この第4交響曲。
第1楽章の旋律から、枯葉がハラハラ落ちて舞うように、でも感傷的になる一歩手前で、ぐっと堪える男のやせ我慢的な演奏は、ブルーノ・ワルター指揮コロンビア響が一番です。

聴き終わって心が洗われる様な演奏ですね。

ブルーノ・ワルター コンダクツ ブラームス

『ブルーノ・ワルター/コンダクツ・ブラームス』

ワルターコロンビア交響楽団と残したステレオ録音によるブラームスの全録音に加え、ニューヨーク・フィルとのモノラル録音による「ドイツ・レクイエム」とハンガリー舞曲4曲をCD5枚に収録しています。ワルターのブラームスはいずれも絶品で、滋味あふれる深遠な世界は多くのファンをひきつけてやみません。同曲の永遠のスタンダードとしての位置は今後もゆるがないでしょう。ブラームスが作曲に長い時間をかけたこの第1交響曲でも、ワルターの確かな構成力と、慈愛に満ちた表現を聴くことができます。その他の協奏曲、管弦楽作品、ドイツ・レクイエムも代表的名演として後世に聴き継がれる名演奏です。
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