ダヴィド・グリマル&レ・ディソナンスの生き生きとしたブラームス

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ダヴィド・グリマル(David Grimal、1973年 – )は、

フランスのヴァイオリニスト。

 

ソリストとして活動するほか、

自ら結成した室内アンサンブル、レ・ディソナンスとも活動しています。

 

血筋が良くて、

 

歴史家、ラテン学者のピエール・グリマル(Pierre Grimal、1912年 -1996年 )の孫、

コレージュ・ド・フランスの教授で

エジプト学者のニコラ・グリマル(Nicolas Grimal、1948年 – )の息子です。

 

そのヴァイオリンの名手グリマルが、
ヴァイオリンと指揮の両方の才能を思う存分発揮したのが、
このブラームスのヴァイオリン協奏曲と交響曲第4番。

 

レ・ディソナンス(=不協和音)と名付けられたアンサンブル団体は、
グリマルの呼びかけに応じて集まった若き音楽家たち。

 

様々な古典の名曲に違った光の当て方をすることを

モットーにしている団体だけあって、

ここに収められたブラームスの名曲も新たな光に満ちています。

 

室内楽団ということで響きの厚みは致し方ありませんが、
良い意味で軽くて、生き生きとしたサウンドを聴かせてくれます。

 




 

 

ダヴィド・グリマル&レ・ディソナンスの筋肉質のアンサンブルが素敵!

 

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 77
Violin Concerto in D Major, Op. 77

 

1.(22:17)I. Allegro non troppo
2.(08:23)II. Adagio
3.(08:44)III. Allegro giocoso, ma non troppo vivace
total(39:24)

 

ダヴィド・グリマル – David Grimal (ヴァイオリン)
レ・ディソナンス – Dissonances, Les
録音: 27 October 2012, L’Opera de Dijon, France

 

* * * * * * * * * *

 

交響曲第4番 ホ短調 Op. 98
Symphony No. 4 in E Minor, Op. 98

 

4.(11:50)I. Allegro non troppo
5.(10:45)II. Andante moderato
6.(05:56)III. Allegro giocoso – Poco meno presto
7.(09:30)IV. Allegro energico e passionato – Piu allegro
total(38:01)

 

レ・ディソナンス – Dissonances, Les
録音: 12 February 2013, L’Opera de Dijon, France

 

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲/交響曲第4番(グリマル/レ・ディソナンス)

 

とても生き生きとしたブラームスだと思いました。ブックレットを見るとかなりのメンバーが揃っていて、指揮者がいなくて、これほどしっかりとした筋肉質のアンサンブルは聞いていて気持ちがいいものです。ヴァイオリン協奏曲はグリマルさんのヴィルティオーゾがオーケストラと溶けあって楽しんで演奏しているようだし、交響曲の方は、厚みはないがその分響きがいい意味で軽くて新鮮です。他の演奏を聞いてみたくなりました。ライブ録音ですが、音がボケず硬質な録音がいいですね。
ナクソス・ミュージック・ライブラリーのレビューより

 

 



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この記事を書いた人
ともやん

1957年、富山市生まれ。小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏を観てから、クラシック音楽に興味をもち、今日まできました。
現在、LP、CD、カセットテープを含めて約1000枚を所有しています。
好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームスと硬派です。
特にオーケストラ曲の名盤、珍盤、とんでも盤をご案内して行きたいと思います。
お付き合いのほど、よろしくお願いします。

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