ベートーヴェン
交響曲第2番ニ長調 作品36
ヘルマン・シェルヘン指揮
ルガノ放送管弦楽団
1965年1月8日ライヴ録音
ベートーヴェンの第2交響曲は、もしかして9曲の中でもっともコンサートで取り上げられることが少ない曲かもしれない。
しかし、青春の一こまを映し出した魅力的な曲で、次の第3番英雄での飛躍を予感させる名曲です。
そして僕の気持ちをつかんで離さない演奏が、1965年のシェルヘンのライヴ録音。
今まさに目の前で活き活きと演奏が繰り広げられているような、手に汗握る気迫のこもったワクワクさせる演奏です。
時々、シェルヘンの唸り声もマイクが捕らえ、まさに入魂の演奏。
しかも有難いことに50年前の録音にも関わらず音が生々しく収録されていること。
この一連のライヴは全集で収められていて、特に3番、6番、8番が超個性的にして魂の演奏です。いずれこのブログでも再度取り上げたいと思います。
このシェルヘンの全集は、市場に出ているベートーヴェンの交響曲全集の中もで、特異な光を放つ録音です。聴かずに死ねない全集です!
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