ピアニスト・バレンボイム 煌きのベートーヴェン

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ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 作品10の1
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 作品10の2
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 作品10の3

 

ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
1984年録音

 

バレンボイムは才能の塊のような人ですが、
僕はきちんとことがありませんでした。

 

若き日にクレンペラー&フィルハーモニアとのベートーヴェンの協奏曲全集を録音していて、クレンペラー・ファンの僕は、何度も聴いていますが、

 

完全にクレンペラーの重厚な演奏に耳が奪われ、ピアノは付け足し的にしか聴いていないし、バレンボイムも巨人クレンペラーに完全に食われてしまっていました。

 

今回、バレンボイム40代前半に録音したベートーヴェンのソナタを聴いて、こんなに煌びやかなピアノを弾くんだ、と感銘を受けました。

 

ベートーヴェンだから無骨がいいとは思いません。

こんなに煌いて華やかな演奏も良いですね。

 

この録音で、僕はベートーヴェンの初期のピアノ・ソナタとバレンボイムが大好きになりました。



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この記事を書いた人
ともやん

1957年、富山市生まれ。小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏を観てから、クラシック音楽に興味をもち、今日まできました。
現在、LP、CD、カセットテープを含めて約1000枚を所有しています。
好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームスと硬派です。
特にオーケストラ曲の名盤、珍盤、とんでも盤をご案内して行きたいと思います。
お付き合いのほど、よろしくお願いします。

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