こんにちは、
ともやんです。
僕の好きな演奏は何もしていないように見えるのに感動させてくれる演奏です。
当たり前のことを疎かにしないで徹底させることで、感動を与えてくれる演奏です。
一方、クラシック音楽の楽しみ方は、同じ曲を別の演奏者で違う解釈を聴くことです。
同じ楽譜(厳密にいえば楽譜にも違いがある)を使いながら、別の解釈、演出で時には別の曲を聴くような醍醐味があります。
だから、僕は正統的な演奏が好きだと言っても個性的な解釈の演奏も大好きです。
ただ、どうも好きになれないのか小手先の小細工を弄したような演奏ですね。
どうせ細工をするなら大芝居をしてほしいよ。
フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュ、ワルターのライブには、そんな大芝居を楽しませてくれるスリリングさを感じます。
さて、話を戻して正統的な演奏で感動させてくれる最右翼が、コンビチュニーの演奏の録音です。
有名なベートーヴェンの交響曲全集もなにもしていないようで、質実剛健、いい曲だなぁ、と思わずつぶやかせてくれます。
そしてこのブルックナーの第7番。
当たり前のことを当たり前に愚直に演奏して、感動させてくれる歴史的名盤だと僕は強く思います。
コンヴィチュニー ブルックナー交響曲第7番
アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第7番 ホ長調 WAB 107 (1885年稿・ハース版)
Symphony No. 7 in E Major, WAB 107 (original 1885 version, ed. R. Haas)
1.(21:05) I. Allegro moderato
2.(23:48) II. Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam
3.(09:45) III. Scherzo: Sehr schnell
4.(11:32) IV. Finale: Bewegt, doch nicht schnell
total(66:10)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 – Leipzig Gewandhaus Orchestra
フランツ・コンヴィチュニー – Franz Konwitschny (指揮)
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