交響曲第21番~41番“ジュピター”
ヨゼーフ・クリップス指揮
コンセルトヘボウ管弦楽団
1972年~73年録音
まさにモーツァルトの宝石箱のような選集CDです。
どの曲の演奏も素晴らしいですが、まず40番ト短調から聴いてみます。
出だしのビオラの和音からもうぐっと惹きつけられます。
この感覚をなんと表現したらよいのでしょうか?
人の手からだけ編み出された工芸品のような、愛と温もりとやすらぎと深さを感じさせてくれる演奏です。
ひとつひとつの音を優しく包み込むような演奏です。
現代のデジタルな音楽演奏、録音にはない、何かがあります。
現代の管理社会に病み疲れた人は、この演奏を聴いて人間を取り戻してくださいね。
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