ベートーヴェン交響曲第1番 トスカニーニの切れ味鋭く潤いの名演

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ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 作品21

アルトゥーロ・トスカニーニ指揮

NBC交響楽団
1951年12月21日カーネギーホール

 

クラシック音楽の楽しみの大きな要素に同じ曲を違う演奏家で聴き較べるというものがあります。

 

特にベートーヴェンの交響曲となると多くの指揮者が録音して、それぞれ独自の解釈をしているので、聴き較べは本当に飽きない楽しみでもあります。

 

僕がクラシック音楽を聴き始めた70年代初頭は、トスカニーニもフルトヴェングラーも既に故人でしたが、両極端の演奏解釈をするということで、学生向けの音楽誌にまで特集が組まれていたくらいです。

 

トスカニーニは、客観的で楽譜に忠実、テンポが速く、
フルトヴェングラーは、主観的で楽譜を独自に解釈しテンポを動かす
というように僕は雑誌を読みながら友人と語り合ったものです。

 

そしてお互いにフルトヴェングラー派、トスカニーニ派として
議論したものです。

 

時は流れ、あれから40年、僕は改めて二人の演奏を聴き較べながら
本当に飽くことのない趣味だな、そしてどっちがいいなんて永遠に答えの出ないものだな、と感じています。

 

さて第1番は、トスカニーニは、早いテンポで切れ味の鋭いテンポ感と
メリハリが効いた前進力の素晴らしい演奏です。

 

でも弦楽器の響きなどに艶やかな潤いを感じ、時に金管楽器も強奏も効果的です。



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