こんにちは、
ともやんです。
フルトヴェングラーの第九の録音は、8種類ほどLP、CD化されています。
その最後のものが、亡くなる約3か月前の録音である、ルツェルン音楽祭におけるフィルハーモニア管とのものです。
フルトヴェングラー 名盤 ベートーヴェン第九 ルツェルン祝祭管
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral”
作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller
1.(17:53) I. Allegro ma non troppo e un poco maestoso
2.(11:58) II. Molto vivace
3.(19:49) III. Adagio molto e cantabile
4.(25:46) IV. Finale: Presto – Allegro assai
total(75:26)
エリーザベト・シュヴァルツコップ – Elisabeth Schwarzkopf (ソプラノ)
エルザ・カヴェルティ – Elsa Cavelti (メゾ・ソプラノ)
ルンスト・ヘフリンガー – Ernst Haflinger (テノール)
オットー・エーデルマン – Otto Edelmann (バス)
ルツェルン祝祭合唱団 – Lucerne Festival Choir
フィルハーモニア管弦楽団 – Philharmonia Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 21 May 1954, Lucerne, Switzerland
制作者より
あまりにも有名な”ルツェルンの第9″、当シリーズでも一度CD化(GS-2157/2016年11月発売【廃盤】)しましたが、ほどなく完売してしまいました。再プレスも検討しましたが、今回も思い残すことがないように全行程をプロ用の機器を使用してリマスタリングを施しました。結果、従来盤よりも前後、左右、上下の空間的な広がりが増しただけでなく、神々しいまでの透明感も獲得出来ました。この音で聴くと、フルトヴェングラーの第9のベスト・ワンは、このルツェルン盤ではないかと思うほどです。むろん、再生装置や再生環境によって結果は異なるかもしれませんが、旧盤との差は明確に出ていることだけは確かです。また、音だけではなく、解説書も大幅改訂をしました。(平林 直哉)
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