小澤征爾指揮
サイトウ・キネン・オーケストラ
グスタフ・マーラー作曲
交響曲第2番ハ短調「復活」
2000年1月東京文化会館ライブ
僕は、マーラーの交響曲でよく聴くのが、1番、2番、9番です。
その中でも2番「復活」は、壮大は構図を持つ壁画のようであり、その中に親しみやすい旋律に溢れ、マーラーをこれから聴こうという人にも取っつきやすい曲だと思います。
マーラーの演奏というとまず挙げなければならないのが、レナード・バーンスタイン。
情感たっぷりの濃厚な演奏は、胸を鷲づかみにされるような感動を覚えるのも確かですが、気軽に聴けないというデメリットにあります。
だって、家でマーラーを気楽に聴きたい人も多いよね。僕もそうだし。
いくら美味しいからと言って毎日ステーキはさすがに辛いよね。
時にはあっさりとして色彩豊かな和食が食べたいものです。
ということで小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラがおすすめ。
小澤征爾は一部の評論家からはスマートすぎると酷評もありますが、僕は好きですね。
以前、昭和女子大学人見講堂に小澤さん&新日本フィルとのベートーヴェン英雄を聴きに行ったけど、まさに洗練された美演でした。
同世代の岩城さんがとっくに亡くなっているので、
小澤さんには少しでも長生きして名演を聴かせてほしいです。
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