こんにちわ、
ともやんです。
オーストリア出身の名指揮者エーリッヒ・ラインスドルフ(1912-1993)。
アメリカの活動が知られているので、ドライで機能主義的な指揮者と思われているようです。
特に1960年代からのボストン交響楽団の録音では、ベートーヴェン交響曲全集などオーケストラを充分にドライヴしながら、音楽性豊かで香り高い演奏です。
僕は、クラシックの名盤を取り上げて3年ほど運営しているブログでも取り上げています。
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ラインスドルフ ベートーヴェン 交響曲全集が凄い!
ただ、書いたはいいが、まだ深掘りした聴き方をしていないので、これからどんどん聴いて行きたいと思います。
さて、同じ60年代にボストン響とライブ録音したブラームスの交響曲全集を入手しました。全て60年代の録音ですが、一番古い61年の第4番のみモノラルです。
第3番を聴きましたが、キリリと引き締まった演奏で、今後全てレビューしていきたいと思います。
指揮者の中の指揮者と称賛され、作曲家の弁護人とまで言われた大指揮者ラインスドルフ。日本での評価はさほど高いとは言えないことが惜しい限りです。
多くのレパートリーがRCAに録音されましたが、コンサート、オペラで八面六臂の活躍をした巨匠のライヴ録音があまり出ていないことも再評価が遅れる所以でしょう。ここに大本命のブラームス全集が登場します。
第4番以外はステレオという朗報。
第1番は、トスカニーニのフィルハーモニア盤にも匹敵する率直でかつ拡がりに満ちた大演奏。ティンパニの追加やいくつかのラインスドルフ独自の改訂が見事に決まっております。
第2番は、トランペットの意識的な強奏が如何にもドイツ系の指揮者だなと唸るばかり。ボストン響が輝かしい音色でさらに思い切りの良い豪快さも兼ね備えて盛り上がりが凄まじいことになっております。ミュンシュとまではいかないもののフィナーレのフェルマータを存分に伸ばして喝采を浴びております。
第3番もラインスドルフならではのホルンの音型のアレンジもあり、徒なテンポ変化を禁じているもののかなりギアチェンジを頻繁に行う面白演奏。
第4番が最も古く、ステレオ感に乏しいものの、音質は極上。冒頭の憂いを含んだ絶美の開始。熱のこもった筋肉質で引き締まり終楽章シャコンヌではボウイングにかなりの工夫を凝らした名演です。
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