こんにちは、
ともやんです。
ウォルフガング・シュナイダーハンは、1915年5月28日生まれで、2002年5月18日に亡くなりました。
つまり今年が没後20年にして今日が命日。
シュナイダーハンは、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を得意として録音も多くあります。
しかもウィーンフィルのコンサートマスターを1937年から51年まで務め、戦時下にフルトヴェングラーとの壮絶な演奏を残しています。
またソリストとして53年にはフルトヴェングラーと共演して、名演を残しています。
そんなシュナイダーハンが、2年後カラヤンと残して名演の録音。
颯爽としてカラヤンとの共演も素晴らしいです。
カラヤン シュナイダーハン ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 61
Violin Concerto in D Major, Op. 61
1.(23:57) I. Allegro ma non troppo
2.(10:07) II. Larghetto
3.(09:53) III. Rondo: Allegro
total(43:57)
ヴォルフガング・シュナイダーハン – Wolfgang Schneiderhan (ヴァイオリン)
ルツェルン祝祭管弦楽団 – Lucerne Festival Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン – Herbert von Karajan (指揮)
録音: 27 August 1955, Lucerne, Switzerland
カラヤンがフルトヴェングラーの後任としてベルリンフィルの常任指揮者になったのがこの年の4月。やる気満々の時期に当たります。
当時のルツェルン音楽祭は、絢爛豪華な出演者で知られ、トスカニーニ・スカラ座管、フルトヴェングラー+フィルハーモニア管の「第9」など歴史的演奏が繰広げられております。カラヤンによるオール・ベートーヴェン・プロは、流麗そのものの名演です。
「コリオラン」「第7交響曲」ともに疾走感が物凄く、爽快な風のようなベートーヴェンです。その上、注目すべきはヴァイオリン協奏曲で、シュナイダーハンは、この曲のオーソリティとしても知られております。
ファン・ケンペン、フルトヴェングラー、ヨッフムという巨匠+ベルリンフィルの伴奏を得た演奏が決定盤として知られていますが、ここにカラヤンとの夢の共演が登場します。
美音で知られスタイリッシュな演奏ですが、あくまでも自分のやり方を貫く頑固さにも頭が下がります。ヒスノイズは継続しますが、原テープの傷も修正され聴きやすくマスタリングされております。
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