こんにちは、
ともやんです。
今年2021年は、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)の生誕265年、没後230年です。
世界的なピアニスト内田光子が1983年~87年に録音したW・A・モーツァルトのピアノソナタ全集をご案内します。
当時内田光子は30代後半で、いまでは信じられませんが、この全集を出すまでは、知名度も低く、不遇の時代で経済的にも苦しい時代だたそうです。
そしてこのフィリップスからこの全集が出て、知名度が上がったとか。
だから本人にとっては記念すべき全集なんですね。
ところが評論家衆からは今一つ評価が高くありません。
僕は、初めて聴いたはけいまひとつピンと来ませんでした。でも繰り返し聴いていると結構いけるなと思うようになりました。
だから、最近はこのCDが気に入っています。
それは様式美の美しさというものでしょうか?
端正に真摯に弾かれるモーツァルトは、即興性に掛けるものの、何度も繰り返し聴くに値する名盤だと思います。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
ピアノ・ソナタ第1番-第18番
Piano Sonatas Nos. 1-18
内田光子 – Mitsuko Uchida (ピアノ)
今や世界を代表するモーツァルト弾きとしての地位を不動もものとしている内田光子の、世界的な名声を決定づけたソナタ全集。彼女のモーツァルトに対する深い愛着の感じられる名演です。
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