こんにちは、
ともやんです。
オットー・クレンペラーとダヴィッド・オイストラフそしてフランス国立管弦楽団。
この組み合わせが面白い。
クレンペラーは、ドイツ出身の指揮者と言うことになっているが、ユダヤ系で生まれもブレスラウで現ポーランド領。
D・オイストラフは、旧ソ連のヴァイオリニストとだが、出身はウクライナのオデーサ。
それにフランスのオーケストラが共演。
録音が1960年ということで冷戦下。
当時クレンペラーは、フィルハーモニア管を中心に活動してEMIと契約していた。
つまり共にイギリスで、当時のイギリスとソ連との関係の影響があったのだろうか?
うーん、その辺は分かる限りのことを解説書に書いているそうです。
クレンペラー オイストラフ ブラームス ヴァイオリン協奏曲
ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 77
Violin Concerto in D Major, Op. 77
1.(22:31) I. Allegro non troppo
2.(09:47) II. Adagio
3.(08:25) III. Allegro giocoso, ma non troppo vivace
total(40:43)
ダヴィッド・オイストラフ – David Oistrakh (ヴァイオリン)
フランス国立管弦楽団 – French National Orchestra
オットー・クレンペラー – Otto Klemperer (指揮)
制作者より
オイストラフとクレンペラー、この2大巨匠が共演したブラームスのヴァイオリン協奏曲は、今もなお巨塔のようにそびえ立つ名演です。その演奏が信じがたいほどの広がりと、柔らかく暖かい雰囲気の音質で蘇りました。ステレオ初期で、ここまでの情報が入っていたとは、全くの驚きです。
両者のただ一度の共演であり、かけがえのない演奏内容なので、この偉大な印象を大切にするために、あえて何も組み合わせませんでした。ご了承下さい。
なお、オイストラフ、クレンペラー、フランス国立管弦楽団という共演が実現した背景については伝えられていませんが、わかりうる範囲で周辺事情を記しておきました。(平林直哉)
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