中学三年生の時に、クラス対抗の合唱大会があり、
課題曲が、スメタナの「モルダウ」でした。
それ以来、この曲が好きなのですが、全体を聴くとなるとなかなかないですね。
でも、今回、ノイマンの演奏で全曲を聴き通して、
チェコの国民曲としての存在感が少しわかったような気がします。
ヴァーツラフ・ノイマン(1920-1995)は、チェコ出身の大指揮者ですが、
聴く機会が少なかったですが、
ブルックナーの第1番のゲヴァントハウス菅を指揮した演奏は凄かったです。
チェコ出身の指揮者は、アンチェルはじめ骨のある人が多いように感じます。
ノイマン&ゲヴァントハウス菅のスメタナ「わが祖国」広がりを持った名演
ベドジフ・スメタナ – Bedrich Smetana (1824-1884)
連作交響詩「わが祖国」
Ma vlast (My Fatherland)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 – Leipzig Gewandhaus Orchestra
ヴァーツラフ・ノイマン – Vaclav Neumann (指揮)
1.(15:39)第1曲 ヴィシェフラト(高い城)
No. 1. Vysehrad (The High Castle)
2.(12:47)第2曲 モルダウ
No. 2. Vltava (Moldau)
3.(09:55)第3曲 シャールカ
No. 3. Sarka
4.(13:03)第4曲 ボヘミアの森と草原より
No. 4. Z ceskych luhu a haju (From Bohemia’s Woods and Fields)
5.(13:41)第5曲 ターボル
No. 5. Tabor
6.(14:43)第6曲 ブラニーク
No. 6. Blanik
total(79:48)
投稿日:2009/03/12
チェコを代表する大指揮者ヴァーツラフ・ノイマンが、1960年代にコンヴィチュニーの後継者として就任し、絶頂期だったライプツィヒ・ゲヴァントハウス管と録音した、スメタナの「わが祖国」全曲です。ノイマンは1975年にもチェコ・フィルと録音しており、こちらが決定盤として有名ですが、このゲヴァントハウス盤も外せない名盤です。チェコ・フィル盤と比べると濃厚さは薄れますが、クリアで広がりのあるサウンドは感動的です。
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