ベートーヴェン
交響曲第3番変ホ長調『英雄』作品55
交響曲第4番変ロ長調 作品60
エリオット・ガーディナー指揮
レヴォリュショネール・エ・ロマンティーク
1993年録音
古楽器演奏では、ホグウッド、ブリュッヘンも名演ですが、
僕は小気味良いテンポと躍動的なガーディナーの演奏が大好きです。
英雄の第1楽章の展開部でヴァイオリンが即興的に
内声部を引き立たせるなど、新鮮な発見に溢れています。
ガーディナーは、ベルリオーズの幻想交響曲で
初演当時の楽器や編成なども再現するなど、野心的な試みも行っていて、
実は、初演の時は、20世紀の巨匠時代の重厚な演奏よりも、
ガーディナーの小気味よい演奏だったのではないか、と僕は思います。
もっと粗野で躍動的で快速テンポの演奏だったのかもしれませんね。
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