20世紀の前半に活躍した
ラヴェル、コダーイ、そしてハルヴォルセンの
しかもヴァイオリンとチェロの二重奏曲を
収録した珍しいアルバムです。
僕は、普段は、ドイツ、オーストリアの1
9世紀に活躍した著名な作曲家の曲を
いろんな演奏家で聴くのが主な楽しみ方です。
具体的にはバッハ、ヘンデルから、
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンからロマン派の作曲家たちを経て、
もっとも現代に近いというとマーラーからせいぜいショスタコーヴィッチまでです。
ラヴェルはまだしもコダーイなんてぜんぜん聴かないし、
ハルヴォルセンに至っては今回初めてその名前を聞いたほどです。
でも調べるとノルウェー出身で北欧で活躍した偉大な作曲家なんですね。
時には、冒険して
普段聴かない作曲家の作品に接することは、
大切だと痛感しました。
なんといっても曲もしかり、
ヴァイオリンとチェロの刺激的な奏法が、
脳みそを覚醒させてくれます。
特にハルヴォルセンの曲は、繰り返し聴きたい名曲です。
ヴァイオリンとチェロの二重奏曲 ラヴェル、コダーイとハルヴォルセン
モーリス・ラヴェル – Maurice Ravel (1875-1937)
ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
Sonata for Violin and Cello
1.(05:14)I. Allegro
2.(03:37)II. Tres vif
3.(06:46)III. Lent
4.(05:14)IV. Vif, avec entrain
total(20:51)
アトレ・スポーンベルグ – Atle Sponberg (ヴァイオリン)
オイスタイン・ビルケラン – Oystein Birkeland (チェロ)
* * * * * * * * * *
ゾルターン・コダーイ – Zoltan Kodaly (1882-1967)
ニ重奏曲 Op. 7
Duo, Op. 7
5.(08:30)I. Allegro serioso, non troppo
6.(09:18)II. Adagio
7.(08:41)III. Maestoso e largamente, ma non troppo lento – Presto
total(26:29)
アトレ・スポーンベルグ – Atle Sponberg (ヴァイオリン)
オイスタイン・ビルケラン – Oystein Birkeland (チェロ)
* * * * * * * * * *
ヨハン・ハルヴォルセン – Johan Halvorsen (1864-1935)
8.(08:30) パッサカリア(原曲:G.F. ヘンデル)
Passacaglia (after G.F. Handel)
アトレ・スポーンベルグ – Atle Sponberg (ヴァイオリン)
オイスタイン・ビルケラン – Oystein Birkeland (チェロ)
投稿日:2009/03/26
ヴァイオリンとチェロの二重奏による、比較的珍しいレパートリーを収録したアルバムをご紹介します。これらの作品は、この編成での演奏には欠かせない曲で、中でもハルヴォルセンのパッサカリアは非常に人気があります。原曲は、ヘンデル作曲のチェンバロ組曲第7番第6曲のパッサカリアです。この編曲は2つの楽器の対立のようなものも感じられ、原曲以上に劇的に仕上がっています。何度でも繰り返し聴ける名作です。ナクソス・ミュージック・ライブラリーより
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