こんにちは、
ともやんです。
世界的な巨匠なのに、忘れたようにあまり聴かない人がいます。
ベルナルト・ハイティンクがその人です。
ハイティンクは、若くして名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の指揮者になった人で、1929年3月4日生まれで、先日93歳の誕生日を迎えられました。
ただ残念ながら昨年2021年10月21日に92歳で亡くなりました。
なお、2つの年上のブロムシュテットが現役ですから凄いですね。
さて、今日はそのハイティンクのCDを紹介します。
ハイティンクとコンセルトヘボウ管 チャイコフスキー交響曲全集
ハイティンク指揮ロイヤル・コンセウルトヘボウ管弦楽団のチャイコフスキー交響曲全集から第5番を聴きました。
70年代のアナログ録音は、既に芸術の域に達していました。
音が素晴らしいです。
そんな最高のアナログ録音で聴くハイティンクのチャイコフスキーは、熟成されたワインか日本酒のようにまろやかで豊潤な響きを包んでくれます。
ハイティンクの正攻法な指揮とコンセウルトヘボウ管の厚みのあるしかも色彩感豊かな音に身を任せたい演奏です。
いままでハイティンクを聴かなかったのは大いなる損失でした。
ハイティンク チャイコフスキー交響曲全集より第5番
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
交響曲第5番 ホ短調 Op. 64
Symphony No. 5 in E Minor, Op. 64
1.(15:12) I. Andante – Allegro con anima
2.(15:18) II. Andante cantabile con alcuna licenza
3.(06:28) III. Valse: Allegro moderato
4.(13:03) IV. Finale: Andante maestoso – Allegro vivace
total(50:01)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 – Royal Concertgebouw Orchestra
ベルナルト・ハイティンク – Bernard Haitink (指揮)
録音: September 1974, Concertgebouw, Grote Zaal, Amsterdam, Netherlands
ハイティンクによるチャイコフスキー:交響曲全曲はこれまで1974年の5番の録音から始まる録音が”全曲”としてこれまでも発売されてきましたが、実は4番と6番に関してはそれ以前の録音、すなわち初のチャイコフスキーの交響曲録音である1969年収録の4番と、翌1970年録音の6番「悲愴」が存在していたことはほとんど知られていません。
なぜ2曲のみ再録音をしたのかは不明ではありますが(4番は9年後、6番は8年後)、今回の発売で初めて、これまで未CDであったこの2曲を<特別収録>しました。
解釈や演奏の相違を確認できる本セットは、ハイティンクのみならず、コンセルトヘボウのファンやチャイコフスキー好きにとっても必聴の盤と言えましょう。
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