こんにちは、
ともやんです。
『村上春樹の100曲』編者:栗原裕一郎は、
音楽から小説の書き方を学んだという村上春樹が、自身の小説やエッセイで取り上げた音楽から100曲を選んで、5人の著者がコメントをするという本です。
さすが音楽マニア、名盤ハンターとしてLPなど数万枚も所有していると言われる村上春樹だけあって、ジャンルも多岐に渡っています。
『村上春樹の100曲』では、ポップス、ロック、ジャズ、クラシックなどのジャンルから100曲選んで、クラシックも20曲取り上げています。
クラシックもマニアックで訳ありの作品を20曲についてコメントしています。
そこで、このブログでは10回に渡って、2枚ずつ取り上げて簡単なコメント付けて行きます。
ヴィヴァルディとヘンデルと1973年のピンボール
村上春樹の最初の小説『1973年のピンボール』では、2つのバロック音楽が登場します。
ひとつは、ヘンデルの「リコーダー・ソナタ」。
かつて主人公で、語り手である「僕」のガールフレンドがプレゼントしてくれたもの。
「僕」は、その音楽を掛けながら過ごした彼女との時間を思い出すのであった。
もうひとつは、機動隊が大学に突入したときの「ヴィヴァルディの『調和の幻想』が、フル・ボリュームで流れていた」という記述。
誰もいないバリケードのなかで、ヴィヴァルディが鳴っているという、非現実的な光景が想像できる場面。
さて、『村上春樹の100曲』ですすめているCDをご案内しますが、
ヘンデルの「リコーダー・ソナタ」では、ハンス・マルティン・リンデを取り上げている。
ただ、このCDは、現在入手が困難なので、名手ブリュッヘンのCDをご案内します。
ブリュッヘンの演奏は、リコーダー奏者としてよりも指揮者としてベートーヴェンやモーツァルトの交響曲を振ったものを聴きます。でも彼はリコーダーの名手でもありました。
ヴィヴァルディの方も本で紹介しているターフェルムジークバロック管のCDが入手が難しいので、イタリア合奏団をものを紹介します。
ヴィヴァルディの最高傑作といわれる作品3は、バッハの編曲でも知られる曲や、ヴァイオリン初心者が必ず手がける第6番等、珠玉の名曲揃い。イタリア最高の名手たちの音色美には、ピリオド楽器全盛の今日でも抗しがたい魅力があります。かつてヴィヴァルディが演奏したヨーロッパ屈指の録音会場、コンタリーニ宮の素晴らしい響き、そして名エンジニア、ヴィルモースの手になる超優秀録音は、レコード・アカデミー賞を録音部門で受賞しました。
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