こんにちは、
ともやんです。
今日は、ピアニスト、ニキタ・マガロフの誕生日ということでマガロフの演奏を選んだつもりでしたが、結果としてロスバウトを聴くCDかなって思います。
ニキタ・マガロフは、1912年2月8日レニングラード生まれで、92年没。
ロシア貴族の家系だったので革命によって家族でフィンランドに移住。シロティに付き、その後パリ音楽院でイジドール・フィリップに師事しました。
31年からシゲティの伴奏者を7年間務め、ソロ活動を始めました。
チェルニー以来の伝統を受け継いだ優れたピアニストにして教育者でもあり、49年にリパッティの後任としてジュネーヴ音楽院の教授となり多くの演奏かも育てました。
ショパン ピアノ協奏曲第2番 マガロフ&ロスバウト
フレデリック・ショパン – Fryderyk Chopin (1810-1849)
ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op. 21
Piano Concerto No. 2 in F Minor, Op. 21
1.(13:41) I. Maestoso
2.(09:31) II. Larghetto
3.(07:38) III. Allegro vivace
total(30:50)
ニキタ・マガロフ – Nikita Magaloff (ピアノ)
バーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団 – South West German Radio Symphony Orchestra, Baden-Baden
ハンス・ロスバウト – Hans Rosbaud (指揮)
録音: 10 October 1951, Musikstudio (Hans-Rosbaud-Studio), Baden-Baden, Germany
古典作品はもちろん、とりわけ同時代音楽の擁護者として名高いロスバウトですが、持ち味である明確な拍運びがソリストとの意思疎通をスムーズに行うためか、協奏曲でも素晴らしい演奏を残しており、中にはヌヴーとのベートーヴェンなど名演奏も少なくありません。
ここに収録されたのはショパン弾きとして名を馳せたマガロフとの協奏曲第2番、ドイツ音楽の巨匠リヒター=ハーザーとしては珍しいレパートリーと言える協奏曲第1番。
大きく揺れたり走ったりしないテンポは即物的と言われがちですが、その中で旋律を軽やかに歌わせる音楽づくりの手腕はさすがといえ、それはむしろ現代の音楽ファンに受け入れやすいものではないでしょうか。
SWRのオリジナルテープから丁寧にリマスターされており、モノラルながら聴きやすい音となっています。
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