こんにちは、
ともやんです。
東ドイツの名指揮者、第二次大戦後の荒廃する東ドイツ音楽界の再興に尽力し、60歳で急逝したフランツ・コンヴィチュニー。
その演奏は、剛毅で荒々しくも粗野な部分もあるが、格調の高さも併せもつもので、今の洗練された世界では聴くことが出来ない響きを持っていました。
そんなコンヴィチュニーと共演するため東ドイツの乗り込んだケンプ。
コンヴィチュニーがこの4年後に急逝したため共演はこの1回限りとなったが、抑制気味でストイックな演奏がイメージのケンプが、コンヴィチュニーの伴奏に乗って、白熱した演奏を聴かせてくれます。
聴かずに死ねない名演の名盤です。
ケンプ&コンヴィチュニーの名演 ブラームス ピアノ協奏曲第1番
ヨハネス・ブラームス-Johannes Brahms (1833-1897)
ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op. 15
Piano Concerto No. 1 in D Minor, Op. 15
1.(20:37) I. Maestoso
2.(12:18) II. Adagio
3.(11:51) III. Rondo: Allegro non troppo
total(44:46)
ヴィルヘルム・ケンプ – Wilhelm Kempff (ピアノ)
ザクセン州立管弦楽団 – Saxon State Orchestra
フランツ・コンヴィチュニー – Franz Konwitschny (指揮)
録音: 1957, Dresden, Saxony, Germany
ケンプが旧東ドイツのドレスデンに赴いて行った貴重な録音。共演するのは古色蒼然たるドイツの音色を残していた頃のドレスデン国立管弦楽団と、当時ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席指揮者として東ドイツの音楽界を一身に背負っていた巨匠フランツ・コンヴィチュニー。
まさに一期一会の彼らの出会いが、壮烈な演奏となって鳴り渡ります。ケンプには珍しく情熱の迸るデモーニッシュな演奏を展開し、それをオーケストラが弦の底力を全面に押し出した完璧な合奏力でサポートします。
一音たりとも妥協を許さないこのような純ドイツ的表現手段は、現在の音楽界では皆無に等しく、これが彼らの唯一の録音となってしまったことが惜しまれます。
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