こんにちは、
ともやんです。
僕がクラシック音楽に興味を持って初めてレコードを買ったのは、中1の時でした。それが17センチ盤で、フリッツ・ブッシュ指揮ウィーン交響楽団によるハイドンの交響曲第100番「軍隊」でした。
そして次に初めてLPレコードを買いましたが、それはカラヤン指揮フィルハーモニア菅によるベートーヴェンの「運命」とチャイコフスキーの「悲愴」でした。
当時は、LPレコードが物価に比べ高額で1枚3,000円前後していました。
今の感覚なら1枚1万円以上でしょうか。
そんなことでベートーヴェンの交響曲全集のセットとなると1万円以上していて、今の感覚なら3万円から4万円というところです。
当然中学生にとっては夢の夢でした。
クリュイタンス ベートーヴェン交響曲全集 激安
激安と言う品のない言葉を使いたくなるほど、タワーレコードから案内されているセール価格が超お得なのです。
なんとCD5枚セットで1,033円!
通常でも1,990円で安いなぁと思っていたのにほぼ半額近くになっているのです。
しかも演奏は、録音から60年経つ現在でも名盤として売れ続けている
クリュイタンス指揮ベルリンフィルのもの。
録音当時既にカラヤンが首席指揮者でしたが、カラヤンよりも早くベルリンフィルとしては初のベートーヴェンの交響曲全集をクリュイタンスが指揮して録音したのです。
1曲、1曲にコメントを付けたいところですが、全体的な印象としては、堅固だがしなやかな造型の中にエレガントなニュアンスを散りばめた魅力的な演奏です。
当時50代前半だったクリュイタンスがもっとも信頼される指揮者だったようで、1957年のウィーン・フィルのアメリカ公演に際して楽員が投票で選んだ指揮者がクリュイタンスでした。
そんなクリュイタンス全盛期の指揮が、名門ベルリンフィルの演奏が、わずか千円ちょっとで聴かれるなんて本当に素敵なことですね。
ビギナーの方にもおすすめですし、聴き込んだ人でまだ持ってない人はぜひ、この機会にお求めください。
クリュイタンス&ベルリンフィル ベートーヴェン 交響曲全集
ベートーヴェン 交響曲全集・序曲集
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
グレ・ブロウェンスティーン(ソプラノ),
ケルステン・マイヤー(メゾ・ソプラノ),
ニコライ・ゲッダ(テノール),
フレデリック・ガスリー(バリトン),
ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団,
録音:1957~1960年、ベルリン、グリューネヴァルト教会(ステレオ)
ベルリン・フィル初のベートーヴェン全集としても知られるこの録音は、深みと重量感のあるテンポ設定が格調の高さを実感させられる、カラヤン色に染まる以前のベルリン・フィルならではの音色を生かしきった名演といわれています。
フランス音楽のスペシャリストと見られがちなクリュイタンスがなぜベルリン・フィル初のベートーヴェン全集を任されるという栄誉を担ったのか、それはこの素晴らしい演奏自体が何より雄弁に物語っています。
今回のベートーヴェン交響曲全集BOXにあたっては、2017年に発売された『クリュイタンス没後50周年記念ボックス(65CD)~管弦楽&協奏曲EMI録音全集』で使用された2017年、オリジナル・マスターテープより、パリのStudio Art & Sonにて24bit/96kHzリマスターされた音源を使用しての再発売です。
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