こんにちは、
ともやんです。
今年は、クラシック音楽界では、6月5日にアルゲリッチが、7月28日にムーティが80歳を迎えます。
お二人共現役でしっかり活動されています。
しかもムーティは、先月4月にはこのコロナ禍に東京・春・音楽祭のため来日も果たしています。
ただ、この二人と同い年ながらクリストファー・ホグウッドは、既に7年前の2014年に永眠されています。
亡くなったというニュースを聴いた時、えっ?ホグウッドってそんな年だっけ?と正直思った記憶があります。
享年73歳。
音楽家としては早すぎるということはないにしても、もっと活躍して欲しかったというのは正直な気持ちです。
そのホグウッドの遺産ともいうべき、手兵エンシェント室内管とのベートーヴェンの交響曲全集が、生誕80年を記念して復刻されます。
6月16日のリリースということで、現在予約受付中です。
ホグウッド ベートーヴェン交響曲全集
ホグウッドのベートーヴェン交響曲全集は、1983年から89年に掛けて録音されました。既にモーツァルトの交響曲全集やJ・S・バッハやヘンデルといった後期バロック音楽の録音も手掛けてきて、満を持しての仕事という意味合いがありました。
ただ、古楽器スタイルでは、その後リリースされた、ガーディナー、ノリントンの録音に比べると刺激的ではなく聴こえました。
しかし、タワーレコードに解説にもありますが、ホグウッドの指揮は、極端ではなく的確さを重視しているため、その音楽は、内容的には攻めているにもかかわらず、むしろ間口を広くしている感がいまになって感じます。
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