シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D.485
ジョス・ヴァン・インマゼール指揮
アニマ・エテルナ交響楽団
フランツ・シューベルトは、僅か31才で夭折した天才作曲家です。
最後は、餓死同然で僅かなお金しか残っていなかったそうです。
短い生涯でそろこそ多くの名曲を遺しています。
交響曲10、管弦楽曲4、
室内楽曲は、ヴァイオリンとピアノ4、チェロとピアノ1、
フルートとピアノ1、ピアノ三重奏曲3、弦楽四重奏曲15、
その他の室内楽曲4、ピアノソナタ10、その他のピアノ曲4、
ピアノ連弾曲10、ミサ曲7、劇作品14、合唱曲81、
歌曲集3、独唱曲約530、歌謡曲にいたってはその数知らず。
シューベルトが現代の日本にいたら、歌謡曲の作曲家として大家をなし、大きな財産を築いていたかも知れません。
この交響曲第5番は、わずか19才の時の傑作。
ワルターやクレンペラーで聴くと落ち着いた大人の雰囲気がありますが、
インマゼールのフレッシュで颯爽とした古楽器演奏が、より貧しいながらも才気ほとばしるシューベルトの青春を表現しています。
この曲の新たな魅力を発見させてくれた名演です。
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