こんにちは、
ともやんです。
小菅優の2018年に録音した最新アルバムを聴きました。
小菅優の名前は実は初めて聴いて、もちろん演奏も初めて聴いたのですが、
この人は、いいです!
プロフィールをみると1983年5月生まれ。
多く演奏家が、国際コンクールの入賞をきっかけに、一躍注目させてキャリアを積んでゆく道をたどるのですが、小菅優の場合は、コンクール歴はなく、演奏活動のみで国際的な舞台にまで登りつめた、珍しいタイプのピアニストだそうです。
それだけ、実力があるという表われでしょうか。
僕は、このアルバムを聴いて、今後、小菅優に注目して行きます。
このCDを聴いてから、どうしても小菅優さんを聴きたくなって、2019年に紀尾井ホールに川久保賜紀さんとのディオのリサイタルを聴きに行ってきました。
その1年後には新型コロナ禍となり、コンサートの開催もままならなくなったので早めに聴きに行って良かったです。
なお、その後第2弾のFire、第3弾のWind、第4弾のEarthと録音されているので今後聴いて、改めてレビューを記して行きたいと思います。
ベートーヴェンやショパンを中心に、 力強いタッチと独自の感性に貫かれた演奏を聴かせる小菅優。
このアルバムは2017年から彼女が取り組んでいるコンサート・シリーズ<Four Elements>(四大元素/水・火・風・大地)の第1作となる『水』をテーマにしたプログラムのスタジオ録音。
川の流れ、雨、噴水など様々な姿に変化し、私たちの日常に溶け込む『水』は、多くの作曲家たちにもインスピレーションを与え、数多くの曲が作られています。
小菅が選んだのはメンデルスゾーンとフォーレ、ショパンの舟歌や、武満徹の「雨の素描」の他、ラヴェル、リスト、藤倉大による多彩な水の形を描いた作品。
彼女の演奏は繊細な感情表現と美しい音色で彩られています。アルバムを締めくくる曲はワーグナーの≪トリスタンとイゾルデ≫であり、これは大海の上で繰り広げられる壮絶な愛の物語ということで、やはり『水』はなくてはならない要素です。
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