こんにちは、
ともやんです。
僕は、チャイコフスキーの音楽が好きです。
その寒々としたロシアの大地を思わせながらもロマンティックで甘美なメロディーやチャーミングな節回しなど、魅力が尽きません。
僕は、北陸富山の海のすぐそばで生まれ育ちました。
家は、海まで100mくらいしか離れていない場所で、冬など寝ていると荒れる海の波の音が良く聴こえました。
そして幼いころから、海を見ては海の向こうに何があるんだろうと空想を膨らませていました。
海の向こうにはロシアという大きな国があるんだなと思い、トルストイ、ドストエフスキーの文学に触れ、チャイコフスキーの音楽を聴くようになりました。
ただ、最近はロシアのウクライナ侵攻で、チャイコフスキーの作品から演奏を控える曲も出てきています。作品には関係ないのですが。しかもロシアが好きというと引かれます。
ただロシアという国土や人、文化に憧れを持っていたのは確かですが、国家に関してはずっと抵抗というか反感を感じていました。特にスターリン時代は最悪でしたね。なんだったんでしょうか。
唯一、ゴルバチョフ政権時代は、これからのロシアは変わるなと期待しましたが、プーチンによって裏切られました。
さて、カラヤンはチャイコフスキーを得意として、何度も録音していますが、僕は、この71年にEMIに録音したものがベストだと思います。
まさに圧巻の演奏で、激しい部分も抑えた部分も完璧な出来です。
しかもベルリンフィルの豊潤で、色彩感豊かな響きは最高で、細部まで描き切っています。
もしかしてこの70年前後の時期が、カラヤン&ベルリンフィルの関係の頂点だったのかもしれません。
そう思わずにはいられない圧巻の名演の名盤です。特の僕の好きな第5番をご紹介します。
カラヤン チャイコフスキー 後期交響曲集
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
交響曲第5番 ホ短調 Op. 64
Symphony No. 5 in E Minor, Op. 64
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン – Herbert von Karajan (指揮)
5.(15:47) I. Andante – Allegro con anima
6.(14:30) II. Andante cantabile con alcuna licenza
7.(06:17) III. Valse: Allegro moderato
8.(12:41) IV. Finale: Andante maestoso – Allegro vivace
total(49:15)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン – Herbert von Karajan (指揮)
ワーナークラシックスの強力音源を厳選し、最新の海外リマスター音源より発売するシングル・レイヤー盤。収録時間のメリットを生かして、LP、CD、ハイブリッド盤では2枚となっていた音源を1枚に収録。ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるチャイコフスキー:「交響曲第4番」他を収録。
タワーレコードより
もう言うことなし。チャイコは、これだけうねるように、推進力豊かに運ばれると、これでなくっちゃ、とはまってしまう。憂愁、迫力とも十分。カラヤンはうまい。ドボ8もLP初期にこの曲を世に知らしめた第一人者だけあって、美しいメロディと千変万化のダイナミズムが綾をなし、ひたすら聞き惚れる。カラヤン得意の曲をSACDにまとめた好企画と評価したい。
タワーレコードのレビューより
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