こんにちは、
ともやんです。
朝比奈隆のコンサートには、何度か足を運びました。
多分5~6回行っていると思います。
ただ、それも92年のサントリーホールで聴いたブルックナーの第5番から結局聴く機会を逸してしまったのが残念です。
ついこの間のことのように思い出しますが、もう30年前のことなんですね。
また僕が独身の時に聴いた最後のコンサートでもありました。
その後すぐ結婚し3人の子供にも恵まれましたが、会社勤めの忙しさと子育ても相まって、コンサートに行く余裕もありませんでした。
そして会社員生活も落着き、子供たちも大人になりここ数年再びコンサートに通えるようになりました。
しかし、朝比奈さんの実演を聴くことはもう永遠にやってきません。
CDで特に好きなのが、ブルックナーでも、ベートーヴェンでも、ブラームスでのなく、朝比奈さんとしては異色のモーツァルトとシューマンです。
特にシューマンは最高!
朝比奈さんは、誠実、愚直にスコアを信じ、各パートをしっかり弾かせる徹底した職人タイプで、スコアにない表情を付けたり、余計な演出をしたりするほとではありません。
悠然たるテンポの泰然として佇まいの素晴らしい演奏です。
ちなみに7月9日は、朝比奈さんの誕生日。
1908年7月9日、現在の新宿区市谷砂土原町の生まれです。
朝比奈隆 名盤 モーツァルト&シューマン
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
交響曲第39番 変ホ長調 K. 543
Symphony No. 39 in E-Flat Major, K. 543
1.(12:31) I. Adagio – Allegro
2.(09:35) II. Andante con moto
3.(04:23) III. Menuetto: Allegretto
4.(05:50) IV. Finale: Allegro
total(32:19)
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ロベルト・シューマン – Robert Schumann (1810-1856)
交響曲第3番 変ホ長調 「ライン」 Op. 97
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 97, “Rhenish”
5.(10:58) I. Lebhaft
6.(06:51) II. Scherzo: Sehr massig
7.(05:55) III. Nicht schnell
8.(05:22) IV. Feierlich
9.(06:29) V. Lebhaft
total(35:35)
新日本フィルハーモニー交響楽団 – New Japan Philharmonic Orchestra
朝比奈隆 – Takashi Asahina (指揮)
録音: 20 October 1995, Orchard Hall, Tokyo
2008年に生誕100年を迎える朝比奈隆(1908 – 2001)。親密な関係を続けた新日本フィルとの名演が、『DSDリマスタリング』で蘇りました。
朝比奈初のモーツァルト録音となった第39番。「ライン」とともに、作品の神髄をとらえた圧倒的名演です。
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