こんにちは、
ともやんです。
今年は、オーストリアの作曲家アントン・ブルックナー(1824-1996)の没後125年です。
ブルックナーは、生前11曲の交響曲を遺しました。
一般的には、第1番から未完に終わった第9番までですが、第1番の前に2曲残しています。
それが第00番「習作」と呼ばれるヘ短調交響曲と第0番と呼ばれるニ短調交響曲です。
第00番は、1863年に完成。第0番は、1863年から64年に掛けて作曲され、69年に手を加えて完成しています。
2曲ともブルックナーの生前には発表されず、死後20数年経った1923年、24年にそれぞれ初演されました。
第00番は「習作」と呼ばれていますが、後年のブルックナーを彷彿とされるオーストリアの深い森の中で、野鳥や木々の音を聴くような魅了的な曲です。
CDは、自然で禁欲的、清澄感あふれるティントナー指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団がおすすめです。
アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第00番 ヘ短調 「習作」 WAB 99
Symphony No. 00 in F Minor, “Study Symphony”, WAB 99
1.(11:27) I. Allegro molto vivace
2.(12:35) II. Andante molto
3.(05:09) III. Scherzo: Schnell
4.(08:21) IV. Finale: Allegro
total(37:32)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団 – Royal Scottish National Orchestra
ゲオルク・ティントナー – Georg Tintner (指揮)
録音: 3-4 September 1995, Henry Wood Hall, Glasgow
ブルックナー党を自認する貴方にお薦めの一枚です。
第OO番という冗談のような番号(第0番とは別)の作品は、遅咲きの巨匠が40歳を目前にして遂に仕上げた交響曲でしたが、作曲者名を隠せば誰の曲だかわからない楽想だし、後年の傑作群とは比べようもありません(傑作群が凄すぎる!)。
が、ブル党の貴方なら思わずほくそえむ瞬間が多発します。
人気の高い第4番の終楽章に、改訂魔の作曲者は3つの版を残しましたが、その中で最短、演奏機会はまず無い第2稿をお届けします。
自然流の達人ティントナーが超珍品まで録音してくれたことに感謝!
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